そらと森のともだち | Gemini Storybook
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そらと森のともだち – Page 1
"ちいさなリスのそらは、あたらしい森にやってきました。まわりには、たくさんの木や花、そしてしらない動物たちがいます。そらは、ちょっとドキドキしながら、ひとりぼっちで木の枝に座っていました。「おともだち、できるかな?」"
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そらと森のともだち – Page 2
"ある日、そらが森を歩いていると、きれいな歌声が聞こえてきました。見ると、小さな鳥のリクが、枝の上で楽しそうに歌っています。そらは声をかけたかったけれど、はずかしくて、木のうしろにかくれてしまいました。"
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そらと森のともだち – Page 3
"そらは、どんぐりを集めていました。すると、ひとつコロコロと転がって、リクの足元へ。リクはどんぐりを拾い上げ、そらに差し出してくれました。そらは勇気を出して、「ありがとう」と小さな声で言いました。"
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そらと森のともだち – Page 4
"それから、そらとリクは、すっかり仲良しになりました。ふたりは一緒に森を探検することに。すると、ふわふわした白いものが、ぴょんぴょん跳ねています。ウサギのモモでした。"
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そらと森のともだち – Page 5
"モモは、おいしそうなクローバーを見つけたけれど、あと少しのところで届きません。そらは、木の枝からクローバーを押し下げてあげました。リクも、モモの背中をそっと押してあげます。"
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そらと森のともだち – Page 6
"モモは、無事にクローバーを食べることができて、大喜び!そらとリクとモモは、三人で森の中を駆け回って遊びました。そのとき、遠くから「うーん…」という、小さなうなり声が聞こえてきました。"
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そらと森のともだち – Page 7
"声のする方へ行ってみると、小さなクマのクーマが、しょんぼり座っていました。クーマは、大好きなベリーの木が見つからなくて、とても悲しそうでした。"
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そらと森のともだち – Page 8
"そらは木に登って上から探し、リクは空から見渡しました。モモは、くんくんと鼻を鳴らして、ベリーの匂いをたどります。みんなで力を合わせて、クーマのベリーの木を探しました。"
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そらと森のともだち – Page 9
"「あった!」ついに、ベリーの木を見つけました!クーマは、ベリーをたくさん食べて、にこにこ笑顔になりました。みんなで、おいしいベリーを分け合って食べました。"
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そらと森のともだち – Page 10
"そらは、もうひとりぼっちではありません。リク、モモ、クーマ。たくさんの優しいお友達ができました。森は、そらの大切なお家になりました。みんなで、これからもずっと一緒に遊ぶことでしょう。"