蟹高専 | Gemini Storybook
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蟹高専 – Page 1
"明るい日差しが降り注ぐ、きらめく海辺。そこには、ちょっと変わった学校がありました。その名も「蟹高専」!"
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蟹高専 – Page 2
"蟹高専の生徒たちは、みんな特別な能力を持っています。例えば、溶接の授業では、人間などという下等生物が持ち合わせていない強力な甲殻を活かし、素手ではんだごてを持ちます。"
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蟹高専 – Page 3
"「へっちゃらよ!ちょっと赤くなるだけ。まるでセルフカニしゃぶみたい!なんなら美味しいわ!」Tetsukoは涼しい顔で言いました。"
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蟹高専 – Page 4
"でも、蟹高専には情報系の学科はありません。なぜなら、カニのみずみずしい腕ではタッチパネルが反応しないからです。なんならみずみずしすぎてパソコンも壊れてしまいます。"
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蟹高専 – Page 5
"だから、設計図は昔ながらの方法で自力で書きます。ペンはたまに折ってしまうので、自分の爪にインクをつけてセルフ万年筆です。"
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蟹高専 – Page 6
"特に毛ガニのSumiは、書道がとっても得意。美しい文字と絵で、みんなを驚かせます。"
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蟹高専 – Page 7
"そして、蟹高専の一大イベントといえば、ロボコン!自分はロボットですと強弁してもギリギリ許されそうな見た目をしてるので、カニたちは、自らを銀色に塗ってロボットの振りをして参加します。"
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蟹高専 – Page 8
"もちろん優勝です!自慢のハサミで人間とかいう雑魚どもが一生懸命作り上げたロボを次々と粉砕し、泣く雑魚どもを見ながら勝利の泡をプクプクと吹きました。たまりませんね!"
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蟹高専 – Page 9
"後で大会運営から「これは不正だ!」と疑われても、Tetsukoはニヤリ。出場したヤツを食ってしまえば証拠隠滅は完璧です!"
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蟹高専 – Page 10
"さあ、あなたも蟹高専に入学したいですか?それなら、チョキだけでジャンケンに勝てるようになってから、出直してきてくださいね!"